top of page

人材アセスメントでの演習について

  • minnanoassessmento
  • 2022年9月29日
  • 読了時間: 2分

今更ながらですが、人材アセスメント(昇進昇格アセスメント)とは、受講者の方にいくつかの演習(シミュレーション)に取り組んでいただき、そのアウトプットをアセッサー(講師)が評価、受講者の方のマネジメントスキルを点数化し、その合計点によって順位や合否を決定するといった人事施策の一つです。


そして、この「いくつかの演習(シミュレーション)」は、インバスケット演習・方針立案演習・グループディスカッション・部下面談演習の4演習が代表的であり、特に難易度が高く、話題になりやすいものが「インバスケット演習」です。


当然、私たちも「インバスケット演習」に焦点を当ててサービスを実施していますが、ご自身のウィークポイントをインバスケット演習と決めつけてしまっている受講者の方が多いようです。


私たちのサービスですが、インバスケット演習を先に受講していただきます。


その処理内容、かなり出来栄えが良く、合格水準を楽にクリアしている受講者の方に対して「インバスケット演習は心配ないので、方針立案演習についてご準備しませんか?」とご提案しても「あ、方針立案演習は大丈夫です」


オンラインでのやり取りの際、対人コミュニケーションが不得手そうな受講者の方に対して「インバスケット演習は心配ないので、部下面談演習のトレーニングに取り組みませんか?」とご提案しても「私はインバスケットが苦手なので申し込んでいます」


人材アセスメント(昇進昇格アセスメント)の各演習、難易度は以下のようになっています。


①方針立案演習は全体的に出来栄えが悪く、受講者の差は小さい


②インバスケット演習は全体的に出来栄えがイマイチ、受講者の差は大きい


③部下面談演習は全体的に出来栄えがイマイチ、受講者の差は大きい


④グループディスカッションは全体的に出来栄えは悪くない、受講者の差は小さい


このような中、全員の方が同じように②のインバスケット演習に熱心になりますが、既に②のインバスケット演習をクリアするようなマネジメントスキルを持っている場合には、①の方針立案演習に力を入れるべきと考えております。


受講者の方はご自身がどの演習に力を入れるべきか、どのマネジメントスキルがマズイのかが不明確なまま、手当たり次第に手成りであれこれご準備を進めているケースが多いものと考えられます。


私たちのオンラインでのアドバイスサービスについては、このあたりに関しても情報提供が可能です。


是非、今後のご活用の際、ご検討お願い申し上げます。

 
 
 

Comments


bottom of page